2000年8〜9月度 |
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【奥穂高岳】 北アルプス 0年9月15日 〜16日 |
北アルプスの奥穂高岳に、上高地から涸沢を経由してのオーソドックスなルートで登った。初日は雲ひとつ無い好天の中、夏山景色の中を、気持よく涸沢まで入って幕営。素晴らしい山岳景観に囲まれる、涸沢ヒュッテで飲んだ生ビールは美味しかった。翌日、雨混じりの天候の中、山頂を目指す。ザイテングラートは予想より登り易く、涸沢から約2時間かからずに穂高岳山荘に到着、ここから軽装で尚も登ること30分、奥穂高岳山頂に到着する。残念ながら展望は無く、ピークハントだけの登山になってしまった。天候のよい時期に再度登りたい穂高岳であった。 詳しくは「奥穂高岳紀行」を御参照ください。 |
涸沢カールより北穂高方面 |
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【白木峰】 越 中 0年9月3日 |
前夜「風の盆」を見て、幕営地に帰ったのが深夜2時。なんだかんだで寝たのが3時半過ぎになり、起床は9時半。山屋としては遺憾な時間であるが、今日の山は行程の短い山である。白木峰の麓にある「杉の平キャンプ場」を撤収した後、車で1300m地点の駐車場まで移動し、ここから標高差296mのピークを目指して歩き始めた。 今日の「白木峰」は昨日の「金剛堂山」とは違い、いきなりの急登だ。10分ほど登ると、迂回してきた林道を横断するが、振り向くと駐車場に停めた車が真下に見えた。高度を一気に稼ぐ登りが尚も続く。登りはじめて約30分、稜線の平坦部に出ると、視界が一気に開ける。あいにくの曇り空で展望は開けなかったが、のびやかな笹原が延々と続いている様は、見渡してしるだけで気分が良い。所々に地糖も見えた。木道を辿って程なく山頂に到着したが、「出来ることなら、このまま気分良く歩きつづけたい。」と思わせる「白木峰」の稜線が、どこまでも続いていた。 1300m地点駐車場 → 白木峰 → 1300m地点駐車場 11:35 12:10/40 13:10 |
何処までも続く草原の稜線部 白木峰の山頂にて |
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【金剛堂山】 越 中 0年9月2日 |
越中八尾の「おはら風の盆」を見物しがてら、富山の山に登ることにした。富山より八尾を経由して利賀村に入り、百瀬川沿いに林道を東俣峠まで車で入って、ここから歩き始めた。登山道入口からしばらくは、ススキの中を進む林道歩きだ。歩き出して約45分、林道と別れ登山道が始まる。少々笹薮がうるさいが、急登も無くアップダウンを繰り返している内に、風衝草原帯に入り、展望が開けるようになる。 金剛堂山にはピークが3つあり、中央の「中金剛」が標高1650mで最も高いが、山頂の標識は無い。中金剛から一旦下り、笹の草原帯を登り返した所にある「前金剛」に山頂の標識が立っていた。標高は1638mで中金剛より若干低いが、一等三角点と祠がある。この峰は山岳信仰の盛んな山で、かつて神保・佐々・前田等の武将の信仰が厚かったそうである。 天気が良ければ、立山連峰や白山が良く見渡せる頂きなのだろうが、登った日はあいにくの雨。コーヒーとスープで温まった後、早々と下山することにした。 東俣峠 → 林道分岐 → 前金剛山 → 林道分岐 → 東俣峠 11:35 11:20 12:45/13:15 14:20 15:15 |
ススキの中の林道歩き 手前のピークが奥金剛 先のピークが中金剛(最高峰) 前金剛(金剛山山頂)の祠 |
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【北横岳】 北八ヶ岳 0年8月27日 |
2000年のカタクリ会キャンプを、八千穂高原の駒出池キャンプ場で実施した後、麦草峠冷泉園より坪庭を経由して、北横岳に登った。夏休み最後の休日とあって、坪庭から北横岳までの間は沢山の登山者で賑わっており、所々で渋滞にぶつかった。ケーブルを使えば、1時間程の行程で2400mの頂きを踏める北横岳は、手軽なハイキングコースになっている様だ。参加者15名、全員登頂することが出来た。 詳しくは「北横岳紀行」を御参照ください。 |
北横岳山頂にて |
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【巻機山】 越 後 0年8月19日 |
テント泊の南ア山行計画を立てていたら、1日しか山行に当てられなくなった。天気予報を見て、晴天確立の高かった新潟の山に登ることにする。巻機山は今回で二回目。ヌクビ沢沿いの涼しい山行を狙ったが、雪渓が不安定との事で、尾根コースを登ることになった。7合目からは視界が開け、山上部分が笹原になっている上越国境の山並みが一望できる。御機屋から先は、山上湿原を楽しみながらの楽しい木道歩きとなった。 詳しくは「巻機山紀行」を御参照ください。 |
9合目で姿を現した巻機山 |
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【槍ヶ岳】 北アルプス 0年8月12日 〜14日 |
北アルプスの盟主的存在である「槍ヶ岳」に、上高地から槍沢ルートで登った。奥穂高岳と2山狙いで行程を計画したが、深夜の高速事故渋滞で、上高地着が予定より大幅に遅れる。予定を変更して、「槍ヶ岳」のみを目標に上高地を出発。横尾までは、梓川沿いの遊歩道を進む。横尾で涸沢方面の道と別れると、漸く登山道らしくなる。初日は、旧槍沢小屋跡の幕営地まで入り、テントを張った。 翌日、霧雨交じりのガスの中、ヘッドランプを点けて登り始める。殺生ヒュッテを越え、槍ヶ岳山荘が見え始めると、ガスが一瞬薄くなり「槍の穂先」が見えた。槍ヶ岳山荘からは、ザックを下ろして、ポケットに「みかんを2個」入れただけの軽装で、槍ヶ岳の山頂を目指した。混雑時には、槍ヶ岳山荘から往復2時間もかかることがあるそうだが、時間帯が良かったからか、天気が今ひとつだったからか、登山者の数が少ない。山荘から約20分で槍ヶ岳山頂に立つことが出来た。 詳しくは。「槍ヶ岳山紀行」を御参照ください。 |
霧の中に浮かぶ槍の穂先 |
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