ロゴマーク Wat'sNewsタイトル  2000年7月度 

新しい山 コメント
【薬師岳】
 北アルプス
0年7月29日
    〜30日
 富山側の折立から薬師岳を目指した。登山口から約1時間30分で到着した三角点ピーク以降は視界が開け、山岳風景を楽しみながら歩ける、ゆるやかな尾根が太郎平まで続いている。太郎兵衛平の幕営地でテント泊の後、薬師岳を目指した。台風の影響からか強風に見舞われたが、山頂からは槍・穂高から鷲・水晶、そして剣岳と360度の展望を得る事が出来た。
 詳しくは、「薬師岳山行記」を御参照下さい。

太郎兵衛平から望む薬師岳
【朝日岳】
 北アルプス
0年7月22日
    〜23日
 昨年五竜岳で知り合った柏崎のI氏に、メールで朝日岳山行にさそわれた。蓮華温泉から五輪尾根を詰めて朝日岳に登頂、朝日岳小屋に一泊してこようという計画である。前線の接近に伴い、初日は雨風の中の登山となったが、夕方より天候が次第に回復。2日目は夏空の下、高山植物と雪渓をまとった緑の山稜を楽しみながらの、稜線万歩となった。
 詳しくは「朝日岳山行記」を御参照下さい。

花園三角点付近から望む朝日岳
【三本槍岳】
【茶臼岳】
  那須(東北)
0年7月16日
  那須山塊の中で、未だ登っていない「三本槍」に登る事にした。「峠の茶屋登山口」から「峰の茶屋」までは幅の広いよく整備された道が続いている。火山帯の中を進む登山道周辺には、植物が生えておらず、強い西風が吹いていた。登山口から約30分、「峰の茶屋」に到着した。強い西風に少々ひるむが、装備を固めなおして出発する事にする。
  朝日岳までの稜線上の登山道に、ガイドによっては「危」印がついているが、残雪期や強風時以外は、特に危険な所は無い。朝日岳手前の岩を越えて回り込む場所も、しっかりとした鎖が張られていた。朝日岳頂上への分岐を過ぎると、稜線も丸みを帯びたものとなり、低木帯の中を進み「熊見曽根」のピークを下りきった処が「清水平」の湿原である。木道が整備され、ベンチ等も置かれており、天気がよければ一服するのに絶好の場所であろう。今日はあいにくの天候で、風も強く展望も無かったので先を急ぐことにする。
  清水平からは少々えぐられた道を進むことになるが、周囲は石楠花の木々が多く、7月の中旬になっているにもかかわらず、所々に花が残っていた。もう半月早く登っていたら、石楠花の花畑の中を歩くことが出来ただろう。さしたる登りもなく、「峰の茶屋」からあるの事1時間、「三本槍」山頂に到着した。
  山頂には大峠から登って来た先客が居た。挨拶を交わした後、西斜面の踏み後を降りていったが、まもなく戻ってきた。「左:大峠、右:清水平」の標識の向きが悪く、間違い易い踏み跡が、西斜面を下っており、霧でコースが分かり難い時には注意が必要であろう。山頂で一服した後、同じ道を「峰の茶屋」まで引き返し、茶臼の頂きを踏んでから下山した。
  以前、安達太良山にほぼ同時期に登ったが、稜線部分は今日と同じく西風が強かった。梅雨の末期、平地は天気が良くても、1500mを越える稜線部は西風が強く、天候が優れない事が多のは、アルプスの山だけでは無い様である。
峠茶屋→峰の茶屋→三本槍→峰の茶屋→茶臼岳→峰の茶屋→峠茶屋
6:30   7:05 8:05/20 9:20  9:50 10:10/30 11:00

「峠の茶屋」 那須岳登山口


今も蒸気を上げている茶臼岳


朝日岳を越える稜線部分


三本槍岳の山頂
【鉢伏山】
【高ボッチ】
  中信
0年7月15日
  梅雨が明けるのを待ちきれずに、車で山頂直下まで入れる塩尻峠北部にある「鉢伏山」と「高ボッチ」を歩き、山気分を味わってきた。国道20号を岡谷から塩尻峠を越えて、1〜2分走った所で右折し「高ボッチスカイライン」(細い道です)に入る。スカイライン終点の駐車場から歩くこと15分で鉢伏山頂に到着する。「山つつじ」を期待したのだが、今年は6月末が見頃だったとの事、もう日光キスゲが咲いていた。山頂へは遊歩道の様なダラダラ道を15分程度で行ける。山頂らしくない山頂であるが、晴れていれば、霧が峰の様な心地良い高原が楽しめそうだ。

静かな鉢伏山頂
【縞枯山】
【北横岳】
  八ヶ岳
0年7月9日
  麦草峠間で車で入り、ここから「縞枯山」を経由して「北横岳」に登った。台風一過の好天の中、麦草峠を7時30分に出発する。縞枯山までは良く整備された道であるが、昨日までの雨で登山道に水が溜まり、滑らぬように注意して進む。きつい登りもないまま、約1時間で「縞枯山頂」に到着する。頂上が縞枯帯の中にあり、木々の間から八ヶ岳が見え隠れするが、展望は良くないピークだった。
  急坂を雨池峠に降り、雨池山に登り返す。雨池山の小ピークを一旦下ってから、三ツ岳ヘノ登りが、今日一番の難所だ。大きな岩を抱えるようにして急登を登りきると、大きな岩の稜線に出る。展望が開けるのは嬉しい事だが、これがまた歩きにくく、岩を滑り落ちないように慎重に進む。雨池峠からは、しっかりコースタイムの時間がかかった。
  ロープウエー山頂駅からの道と合流すると、程なく「北横岳ヒュッテ」に到着する。ここから山頂までは約10分の行程で、最初の南峰ピークを通り越し、三角点のある北峰ピークに程なく到着した。正面には蓼科山、その後ろの霞の中に北アルプスの連嶺が見える。振り返れば縞枯山の向こうに、八ヶ岳の雄姿が広がっている。地図を広げ、山座同定を楽しみながらの昼食となった。北横岳はロープウエーを使えば比較的簡単に登れる事もあってか、林間学校の中学生が大勢いる賑やかなピークであった。
  久しぶりの山岳風景を楽しんだ後、帰路は坪庭を経由して、巻道を辿って麦草峠に戻った。

麦草峠→縞枯山→三ツ岳→北横岳(昼食) →坪庭→麦草峠
7:30   8:40  9:45  10:30/11:10  12:00 13:10

 北八付近の縞枯現象

縞枯帯の中にある縞枯山頂


賑やかだった北横岳山頂
過去の記録 最新のWhat's News
それ以前のWhat's News