檜ノ洞丸山頂(カタクリ会)
犬越路より檜ノ洞方面を振返る
大室山山頂(カタクリ会)
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●トウゴクミツバツツジとシロヤシオを楽しむ
沢沿いに始まる登山道は、ゴーラ沢出合いから一気に尾根道の急登になります。延々と続く単調な上り坂も、展望園地を過ぎる頃からは、紫色をした「トウゴクミツバツツジ」の花が目を楽しませてくれ、花を追いかけているうちにユーシンからの道と合流しました。この辺りからは、山肌の土壌保護のために設置された木道の上を辿るようになります。コバイケイソウの群落を抜けると、やがてブナ林に覆われた檜ノ洞丸山頂に到着しました。
檜ノ洞丸から大越峠までの登山道は、これまでとは打って変わってアップタ゜ウンの激しい道となります。距離の割にはコースタイムがかかり、大人数では渋滞する様な場所もありました。逆に犬越路から大室山までは良く整備された道で、「トウゴクミツバツツジ」と「シロヤシオ」の、花の競演を楽しむことが出来ました。コケ生した明るい原始林の中を、ジグをきって進む登山道の傾斜が緩くなり、ブナの大木が現れる様になると、大室山山頂部へ到着です。頂上の三角点は、テーブルとベンチが置かれた広場から、右手に約2〜3分程行ったところにありました。
大室山から加入道山への道は、長い下り坂を下りきってからは、なだらかな稜線の道となります。3年前にカタクリ会で道志より加入道山に登りましたが、改めて加入道のピークを見てみると、独立した加入道山頂の標識は無く、左/白石峠0.6km、右/大室山2.4kmの道標の間に、小さく「加入道山」と記されているだけの、稜線上の小ピークと言った扱いでした。よく注意していないと、気が付かずに通り過ぎてしまうようなピークです。
加入道山で一休みした後、白石峠まで稜線部を下り、ここから白石沢に沿って西丹沢自然教室へと下りました。 |