道志和出村 〜 加入道山  96年5月26日 歩行時間 :約4時間
 道志 → 四阿屋 → 加入道山 → 四阿屋 → 道志和出村
        



●ブナ林と温泉を楽しむ手軽な登山
  カタクリ会第53回山行で、道志から加入道山に登りました。和出村より室久保川沿いに道志の湯まで車で入り、ここから加入道山を目指します。5月後半のこの時期は、ちょうど新緑が山肌を覆い、里山が一年で最も緑が美しい時期です。丹沢山塊にあって、大室山への行程の通過点として通り過ぎてしまう人も多い加入道山ですが、手軽にブナの林を味わい、帰路に温泉で汗を流す日帰り山行としては、なかなか贅沢なコースでした。

新緑の登山道

●あっと言う間にビールは消えて

  植林されたばかりの若い杉林を抜けると、登山道は明るい雑木林の中に入っていきます。片斜面の登山道を40分ほど登ると、休息に丁度良い四阿屋に到着です。裏手には水場もあり、一息入れるにはうってつけの場所でした。ここから登山道は沢筋とはなれ、稜線部へと一気に突き上げます。四阿屋から約1時間で稜線部に、そしてここから約15分で加入道山山頂に到着しました。この稜線との合流(分岐)地点は、道志方面への標識が無く、下山時に白石峠まで間違って降りてしまった人もいました。下山時には注意が必要です。
  私達が登った日は、5月と言うのに初夏の日差しで蒸し暑く、山頂では運び上げたビールが、あっという間にメンバーの腹の中に納まりました。
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