2000年10〜12月度 |
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【加波山】 常 陸 0年12月17日 |
カタクリ会第83回山行で、常陸の加波山に登った。初日に御前山村のコテージを借りて忘年会を開催、一年間の山行を労った翌日、今年の登り収めとなる加波山登山を実施した。加波山は御影石の採石場が至る所にあり、山肌を削っている。平日にはダンプが行き来して林道歩きは危険そうだが、休日の今日は採石場にも人影がない。林道終点から、落葉を蹴散らしながらの登りとなった。 登り始めると、程なく沢音が心地よい杉林の中の道となった。七合目の辺りで山椒魚谷の沢を渡ってひと登りすると、加波山神社親宮に到達する。(加波山の稜線にるは林道が通じており、足尾側から回り込めば車でここまで登れるが、それでは味気ない。)ここから露岩帯に付けられた登拝路を登っていくと、小さな社が次々と現れてきた。中には「たばこの社」という珍しい社もあった。毎年八月に「キセル祭り」という面白い祭りがあって、何メートルもある大キセルを山上に担ぎ上げるそうであるが、これに因んだか御社だろう。 加波山頂の標識は無いが、幾つ目かのく社の前に「加波山神社709m」の標識が、木に打ち付けてあった。山頂地点を通り過ぎ、本宮も通り過ぎた少し先に、加波山事件に因んで「自由の魁」と刻まれた「旗立岩」がある。ここまで歩き、休むことにした。冬枯れの丘陵が関東平野に溶け込んでいる様を眺めながら、一年の山行くを振り返り、一年の登り収めとした。 |
落葉の中を進む登山道 加波山神社親宮 加波山神社本殿 709m地点 |
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【草津白根山】 上信国境 0年11月23日 |
冬支度を急ぐ山を見る為に、草津白根山に登った。メインルートて゜ある草津〜志賀有料道路は、11月中旬から閉鎖となる為、万座温泉口からの登りとなった。万座温泉側の登山口には大きな駐車場には、スキー客の為に新築された綺麗なトイレが建っている。
登山道は良く整備され、木道や階段が至る所に配置されているのだが、そこに粉雪が2〜3cm乗っていて、とにかく滑り易い。木道が設置されてない場所の方が、歩き易かった。 霧氷の中を進むこと約80分で、「本白根探勝歩道最高地点2150m」に到着した。白根山の三角点ピークがある2160m地点は、ガス噴出地域の為、進入禁止となっている。また、草津白根山塊の最高地点2172mピークには、道がついていない。どうやら「本白根探勝歩道最高地点」到達をもって、「草津白根山」登頂という事にしなければならない様だ。この日は快晴で、2150mピークからでも、横手山・岩菅山等の志賀の山、榛名山から浅間山・四阿山等の上信国境の山、そして背後には、白銀の北アルプスを望む事が出来た。 |
滑り易い木道を登る 本白根探勝歩道最高地点2150m 背後の山は2160m三角点ピーク |
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【秩父破風山】 奥武蔵 0年11月18日 |
カタクリ会「第82回山行」で、奥武蔵の「秩父破風山」に登った。皆野駅から、札所34番の「水潜寺」までタクシーで入り、ここから登山道を進む。札立峠までの登山道は、33番札所から34番札所に至る巡礼の道と重なっており、よく整備された道が沢沿いに続いている。峠から紅葉の稜線を進むと、程なく「秩父破風山」の山頂に到着した。 秩父盆地を挟んで、正面に武甲山が立派にそびえている。気持の良い山頂では、恒例の「焼肉・焼イカ・焼きのこ」と「サラダ」に加え、この日は「あじの干物」「馬刺」「なめこ汁」がメニューに登場、紅葉に色づく奥武蔵の山並みを楽しみながらの大宴会となった。下山路は、予定を変更して秩父温泉「満願の湯」へ降る。温泉で汗を流し、紅葉の秩父路を後にした。 |
秩父破風山頂から望んだ 秩父盆地越しの武甲山 |
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【籠ノ登山】 東信州 0年10月14日 |
カタクリ会「第81回山行」で、車坂峠から「水ノ登山・籠ノ登山」に登った。当初「浅間黒斑岳」に登る予定であったが、火山活動活発化の影響で、黒斑岳ルートも入山禁止になっていた為、予定を変更し高峰温泉から水ノ登・籠ノ登を目指すことにしたのである。登山道は稜線上の展望の良い道で、登るにしたがって、八ヶ岳連峰から南アルプス、御岳山、北アルプス、頸城山塊、四阿山から志賀・草津方面まで、360度の展望を楽しむことが出来た。 詳しくは「水ノ登・籠ノ登紀行」を御参照下さい。 |
籠ノ登山頂から望んだ 雲に浮かぶ北アルプスの連嶺 |
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