大蔵山・菅名岳

864m、909m
2001年4月7日 歩行時間  約5時間45分        
登山口駐車場 →  大蔵山  →  菅名山  → 登山口駐車場 
 7:20       9:50/10:00  11:15/12:15    14:20



●インターネットと山歩き
 新潟の「とんとんさん」の呼びかけで、インターネットで知り合った山仲間で大蔵山と菅名岳に登ることになった。新潟からはtontonさんの他、Akiraさん、北極クマさん、えび太さん、エンジェルさん、のんべいさん、福島からうすゆきさん、長野からかぼちゃん、神奈川からきすげさんが参加、計10名の混成パーテイーでの登山となる。
 登山口となっている「いずみの里」はへは関越道と磐越道を走って約4時間。早朝の高速はガラガラで、集合時間の6時45分より早く、集合場所になっている登山口駐車場に到着した。車の中でウトウトしていると、次第に登山者の車が到着し始める。初対面の人と挨拶するのだが、ハンドルネームで挨拶するのが面白い。前日からの宿泊組と合流して、装備を整えいざ出発。直前まで良くなかった天気予報は見事に外れ、当日は絶好の登山日和だ。なんでも主催のとんとんさんは強力な晴れ女だそうで、一同そのパワーの恩恵に浴する事になった。 

大蔵山し菅名山


ブナ林の中で一服

ブナの美林の中を進む登山道
●ブナの美林を抜けて
  ゲート手前の駐車場を出発して林道を歩いて行くと、程なく分岐が現れる。大蔵山やどっぱら清水へ向かう林道と左に別れ、橋を渡ると程なく登山道の取り付きに到着する。杉林の中をつづら折に進む登山道は、雪解け水でぬかるんで滑りやすい。所々に残雪が現れる頃には林層もブナ林となり、やがてブナの美林の中を進む気持の良い道となった。

樹林帯を抜けると山頂迄あと僅か
●風邪の強かった大蔵山頂
 ブナ林が何時しか潅木に替わると、程なく大蔵山の山頂が見えてきた。次第に展望が開けて来る。振り返ると、眼下に阿賀野川沿いに開けた越後平野が視界に飛び込んで来た。霞のかからない日には、遠く佐渡ヶ島まで望む事が出来るそうだ。

眼下には越後平野

菅名山から遠くに飯豊を望む
●大蔵山から菅名山へ
 大蔵山の頂上で一同そろった所で記念撮影。とんとんさんの山行で必須の「おばかのポーズ」でまず一枚、そして菅名山をバックにもう一枚。山に詳しいAkira氏から山座同定を兼ねて周囲の山名の解説を受ける。大蔵山の山頂からよく見えた山は、白山と粟ヶ岳という山である事を知った。大蔵山からは展望の良い稜線を、菅名岳まで縦走する事にする。景色を楽しみながらの稜線歩きは実に楽しく、時間を感じさせない。あっという間到着した菅名岳の山頂からは、遠く飯豊山塊を望む事が出来た。
  
● 越後の山
 私の住んでいる練馬から越後の山は結構近い。時間的には西丹沢の山に行くのと、さして替わらないくらいである。越後の山はまだ良く知らない山も多いが、今回とんとんさん達に連れてっていただいた大蔵山・菅名岳を始めとして、いい山が沢山ありそうだ。天気さえ良ければ春山を満喫出来るコースも結構ありそうで、また来たくなった。
 とんとんさん、そして御世話いただいた皆さん、楽しい山行ありがとうございました。
        大蔵山山頂にて。
       (撮影:北極クマさん)
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