2002年4〜5月度 |
新しい山 | コメント | ||||
【経ヶ岳】 信 州 2年5月26日 |
松本のホテルを5時前に出発し、中央道で経ヶ岳のある伊那を目指した。経ヶ岳の登山口は、伊那インターをおりてから15分程のところにある。道路に登山口の標識が立っていないが、「羽広観音・仲仙寺」が登山口になっており、この寺を目指して走ればよい。山門の脇には大きな駐車場と洗面所があり、既に一組の登山パーティーが装備を固めている処であった。手早く朝食を取りながらザックをまとめ、丁度6時に歩き出した。 本堂の前を右に曲がり幅の広い道を進んだが、登山道らしくなるまで、何本かの仕事道が錯綜していた。指導票が無い場所も有るが、経ヶ岳への道には、杉の幹に赤テープが巻かれているので迷うことはないだろう。やがて道が登山道らしくなると、新緑の眩しいカラマツ林を進むようになる。歩き始めて20分位で小さな稜線にでると、初めてこれから登る経ヶ岳の山頂部が見えるようになった。 4合目を過ぎた辺りからは、斜面のあちこちに「山ツツジ」が見られるようになる。丁度咲き始めた朱色の花が、新緑と見事なコントラストを醸し出ていて、目を楽しましてくれる。花を愛でながら歩き進んでいくと、五合目を越えた辺りから登山道の傾斜がきつくなる。休憩するのに良い場所を探しているうちに、四等三角点のある7合目に到着、七合目は小さなピークになっていて休むのに丁度良い。ザックを降ろして、芽吹き始めた唐松林の向こうに、残雪をまとった木曾駒ケ岳を眺めながらの休息となった。 七合目から約30分で八合目に達するが、カラマツ林が突然消えて笹原になっている八合目のピークは、コース随一の展望が開けている。木曽駒ヶ岳などの中央アルプス主稜線、独立山塊の木曾御岳山、振り向けば伊那谷を挟んで南アルプス。ビールを飲みながら山座同定を楽しみたい所だが、まだ先の行程が長い。7合目から時間が余り経っていないこともあって、そのまま歩き続ける。9合目の辺りからは、シラビソとカラマツが交互に表れる様になり、登山道の脇に名残の残雪が現れるようになった頃、経ヶ岳の山頂に到着した。三角点のある山頂はシラビソ林に囲まれて展望が無いが、ほんの少し手前に木曾駒ケ岳で望める斜面があり、ここでビールを開けることにした。 仲仙寺(6:00)→4合目(6:50/7:00)→7合目(7:55/8:05)→8合目(8:35)→経ヶ岳(9:10/9:45)→8合目(10:10)→7合目(10:25/35)→4合目(11:05/15)→仲仙寺(11:45) |
仲仙寺の右手が登山口 ツツジの綺麗な4合目付近 明るい登山道 8合目より木曾駒ヶ岳 シラビソに囲まれる経ヶ岳山頂 |
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【有明山】 北 ア 2年5月25日 |
早朝3時に東京を出発、中央道を豊科まで走り、ここから登山口の中房温泉に向かう。インターを降りて一般道を走っていると、正面に北アの前衛峰「有明山」が聳え立っているのが見えて来た。麓の穂高村から見ると、有明山が北アの主峰の様にさえ見える。平地から一気に突上げている有明山は、なるほど登りたくなる頂だ。 北アルプス表銀座縦走路の入口になっている中房温泉の手前にある駐車場には、早朝から何台もの車が停まっていたが、有明山登山口にもなっている、国民宿舎有明荘の裏手にある駐車場は、殆ど停まっている車も無かった。有明山登山口には「不明瞭箇所注意」の看板もある。燕から大天井を経て槍ヶ岳に至る北ア主稜線に比べ、入山者の数がめっきり少ないのであろう。手早く装備を固め、7時少し前に歩き始めた。 登山道は10分も歩かない内に、急登の連続となる。トラロープも随所にあり、一気に高度を稼いでいく。なるほどガイドブックのコースタイムが5時間になっているが、脚力が少しでも弱ければ恐ろしく時間がかかるに違いない。直線的に登っていた道が斜面をトラバースしていく様になると、植生が笹からシャクナゲに変わる。所々でピンク色の花が咲いていたが、もう後2週間位すると、斜面一面がシャクナゲの花で埋まる様になるのであろう。 歩き始めて約45分漸く稜線に出る。この辺りからルートが所々不明瞭になって来た。踏跡にダマされない様に慎重に進んでいく。歩いていて、地面が急にフワフワする様になったら要注意だ。大抵ルートを外している。有明山への道は、赤テープでは無くて透明のビニール紐が枝に巻きつけてあったが、不安な時は周囲の木の枝を見渡すことである。何処かに印がある。 アルバイトの多い巻き道を登りきると、有明山への稜線に出た。所々に残雪も残っている。歩き始めて2時間45分、社の立つ有明山北岳に到着した。最高点はここから200m位先の中岳だ。三角点のある中岳からは、常念岳から大天井・燕に至る残雪を纏った後立山の山稜が望む事が出来る。新緑と、神々しさすら感じられる北アの巨人達を眺めながら飲んだビールが美味しかった。 有明温泉(6:45)→稜線(7:30/45)→2000m付近(8:40/50)→有明岳(9:30/10:15)→2000m付近(10:40/50)→稜線(11:30)→有明温泉(12:10) |
麓より望む有明山 新緑越しの北ア表銀座の山稜 急登が続く登山道 トラロープを頼りに登る 有明岳山頂 |
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【上蒜山】 山 陰 2年5月11日 |
松江から国道9号線を大田まで走り、此処から三瓶山の登山口に向かった。三瓶山には四方から登山道が伸びているが、最もポピュラーな「定の松」から、最高峰の男三瓶山を目指すことにした。登山口の定の松は、三瓶山の南西に開けた草原状の裾野で、草原の中を一周する乗馬コースも設定されている場所だ。三瓶山周回道路にあるバス停の先には、立派な駐車場があり、此処に車を停めて歩き始める事にした。 松江を朝早く出発する時には晴れていたのだが、三瓶山一帯は雲に覆われていて、登山道の伸びる草原は霧の中に消えていた。だだっ広い草原は何処でも歩けそうで、歩き始めは何処が登山道なのか良くわからない状態であったが、斜面に向かって真っ直ぐ歩いていくと、何時しか幅3m位に渡って下草が刈られているルートらしき場所を歩く様になった。10分程で森林帯に入り、漸く道が鮮明になる。男三瓶山への登山道は、標高700m以降、標高100m刻みで指導表が立っているが、丁度900m付近で樹林帯を抜けると、雲海の上に出るようになった。 標高900m付近から先は、火山特有のガレ場の様な岩場を直登する様になる。谷筋を挟んで見えていた子三瓶山を見下ろす様になると、登山道の斜度は次第に緩くなり、広々とした笹原を進む様になった。三瓶山の山頂部は丸みを帯びた草原状の草原で、展望を楽しみながら、なだらかな斜面を歩いてゆくと、だだっ広い男三瓶山の山頂に到着した。まだ時間が早いせいか、先客の登山者が一人いただけで静かな山頂である。標高1126mの頂は、そう高いわけではないが、屹立した山の少ない中国地方の中では抜きん出た頂だ。山頂からは遠く大山・蒜山も望むことが出来た。 静かな山頂で山景色を楽しんだ後、登りと同じ道を辿って下山、三瓶温泉で汗を流していくことにする。温泉街には共同浴場もあるのだが、行ってみると開場が12時からで(ガイドには9時30分となっていた。)、11時から入れる「かんぽの宿」の温泉で二日間の山行の汗を流した。 定の松(7:30)→標高900m地点(8:15/20)→男三瓶山山頂(8:50/9:20)→標高900m地点(9:40)→定の松(10:10) |
「定の松」の駐車場 霧に包まれる幽玄の樹林帯を登る 子三瓶山と孫三瓶山 三瓶山山頂 |
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【三瓶山】 山 陰 2年5月12日 |
羽田から飛行機で出雲空港に降り立ち、レンタカーを借りて蒜山を目指した。山陰道、米子道を乗り継ぎ約2時間で登山口に到着。天気予報では、午前中降っていた雨が昼にはあがる...と云っていたのだが生憎の小雨。天気の回復が遅れている様だ。登山口となっている蒜山スキー場へ至る道沿いに広場があり、登山者がいれば車が停まっている場所なのだが、天気が悪いせいか一台の車も停まっていなかった。小雨は止む気配が無かったが、幸いな事に風は凪いでおり、傘をさして歩き始めた。 駐車場から小道を10分程歩くと、牧場を通過する。牛が放牧されていて、その間を登山道が抜けていた。牧場を抜けると道は杉林に入り、何処までも続くと思われる「丸太の階段」をひたすら登っていく。いいかげん階段に飽きた頃、二合目の標識が現れ、登山道は笹原と自然林の中を進むようになった。濃密な霧で20m位しか視界が利かない。天気か良ければ、蒜山高原の牧歌的な風景が俯瞰できるはずなのだが、いたしかたない。 歩き始めて約45分で5合目に到着した。本来だったらザックを下ろして一休みしたい所だが、雨交じりでは腰を下ろして休む気にもなれなくて、立ったままの休息だ。霧雨が漂い傘が余り役に立たなくなってきた為、雨具を着用する。スポーツドリンクを口に含み、再び歩き始めると、40〜50mで三角点の在る小広場に出た。此処まで斜面を直登して来た登山道は、此処で大きく右に曲がり、傾斜も幾分ゆるくなった。 八合目の標識の立つ小ピークを越えると、登山道は再びブナ林の中を進む様になる。黒土の地面がすべ易く、幾分ペースを落として歩き進んでいくと、ひょっこりと山頂標識のある場所に出た。「上蒜山」と書かれた真新しい標識が、ブナの木に打ち付けられている。ピークらしいピークでは無かったが、此処が蒜山の最高点だ。ビールで喉を潤すと、漸く山頂を踏んだ心持になって来た。復路は来た道を戻ったが、登山者と一人も会わない静かな蒜山であった。 登山口(11:50)→牧場(12:00)→五合目(12:30)→上蒜山(13:15/30)→五合目(14:00)→登山口(14:30) |
牧場の中を上り始める 延々と続く丸太の階段 霧に包まれる五合目 上蒜山山頂 |
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【大佐飛山】 北関東 2年5月3 〜5日 |
残雪の稜線を辿って、那須の近くにある大佐飛山に登った。初日に百村本田の部落から尾根道の登山道を辿って、1588mピークまで登り残雪の上に幕営。翌日、百村山から続く尾根筋を黒滝山まで上がり、ここから藪と残雪の稜線を辿って大佐飛山を往復した。百村山の先からは藪を覚悟したが、黒滝山までは藪が刈払われていて立派な登山道が設けられていた。 黒滝山から先は、シャクナゲの藪漕ぎと、残雪の稜線歩きが交互に現れる。那須連山を楽しみながら歩く事、約4度間30分。標高1908mの大佐飛山の山頂に辿りつく事が出来た。 詳しくは「大佐飛山紀行」を御参照ください。 【第1日目】 百村登山口(12:30)→百村山(14:20)→1588m地点幕営地(17:00) 【第2日目】 幕営地(6:30)→黒滝山(7:20/30)→1866m先のコル(9:30)→大佐飛山 (11:00/30)→1866m先のコル(12:40)→黒滝山(14:30)→幕営地(15:00) 【第3日目】 幕営地(6:30)→百村山(7:50)→百村登山口(9:00) |
大佐飛山 残雪の稜線を歩く |
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【鳴神山】 北関東 2年4月20日 |
カタクリ会の第95回山行で鳴神山に登った。鳴神山は桐生市北方にある1000mに満たない山であるが、花の山として有名で、「カッコウソウ」や、固有種の「ナルカミスミレ」、ヤシオツツジ等を求めて、毎年春には沢山の登山者で賑わう山だ。桐生駅に10時集合予定であったが、道路が順調で登山口に10時に到着、装備を固め荷物を分担して歩き始めた。 沢沿いの急な林道を30分ぐらい登ると、登山道との分岐にさしかかる。この辺りからは枯沢を登る様になった。踏跡が錯綜している箇所もあったが、迷う事は無い。小石の道を登っていくと、白いテープで囲われた場所が現れる。カッコウソウの保護地区だった。丁度良い時期に登った様で、所々にピンクの「カッコウソウ」が花をつけていた。良く見ると、付近にスミレの花が咲いている。果たして固有所の「ナルカミスミレ」かどうかは定かでなかったが、可憐な花は疲れを癒す最高のご褒美だ。 保護地区を過ぎると、程なく社務所の建つ稜線に到着する。ここから山頂までは5分とかからない。つづら折の斜面を登っていくと、アカヤシオの花に包まれた山頂部に到着した。薄曇の空模様で、遠くの山並は霞んで見えたが、上州武尊、袈裟丸山、日光連山等の北関東の峰峰を一望することが出来た。 アカヤシオに包まれた山頂には、既に大勢の登山者が昼食を取っていたが、我々も片隅に陣取って恒例の焼肉パーティーを開催、久し振りのトムヤムスープが美味しかった。 登山口(10:00)→鳴神山(11:15/13:20)→登山口(15:00) |
沢沿いに登山道を登る カッコウソウ アカヤシオの咲く山頂部 鳴神山山頂にて |
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【護摩壇山】 近 畿 2年4月10日 |
高野龍神スカイラインの護摩壇山駐車場から、遊歩道をたどって護摩壇山まで歩いた。かつては深山幽谷の地であったろう護摩壇山も、スカイランが通じてからはサンダルで山頂まで上がれる山になってしまった。駐車場から緩やかな木の階段を歩くと、10分もしない内に護摩壇山の山頂に達する。かつて平家の行く末を、護摩を焚いて占ったと云い伝えられている護摩壇山、案内板によると朝日と夕日が素晴らしいらしい。折角便利になったのだから、今度来る機会が有ったらば、朝日か日没に合わせて来てみよう。 護摩壇山駐車上(11:30)→護摩壇山→護摩壇山駐車場(11:45) |
護摩壇山の山頂 |
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【伯母子岳】 近 畿 2年4月20日 |
和歌山市を5時半に出発し、紀ノ川沿いに「九度山」まで走り、此処から高野山を経由して「高野龍神スカイライン」に入った。護摩壇山の手前を左折して林道を7キロ程走ったところが登山口だ。地図上の距離はたいした事が無いのだが、道が曲がりくねっていて、アプローチに予想以上に時間がかかった。 装備を固めて稜線に設けられた遊歩道を歩き始める。登山口には、伯母子岳まで7.5キロと言う標識と、5.6キロと言う標識が2本立っていたが、実際には5.6キロが正しかった。だが、歩き始めた時には、もし7.5キロだったら、時間内に登れるだろうかと心配になった。今日は関西空港18時の飛行機で帰郷する予定だ。登山口までのアプローチが予想以上に時間がかかり、高野山の観光バスが昼食の後、動きだす前に下山して車で高野山を通過してしまいたかった。自然と歩く早さが早くなる。標準タイムは登り2時間半の行程だ。「もし11時になっても到着しなかったら、引き返そう。」そんな事を考えながら歩き続けた。 伯母子岳に向かう遊歩道は、軽自動車が走れるくらいの幅のある、よく整備された砂利道だ。アップダウンも緩やかでブナ・ツガ等の樹林帯と、カヤトが交互に現れる。歩き始めて1時間、山頂への登山道分岐の標識が現れた。分岐から約10分で山頂に到着。2時間半どころか、1時間20分で伯母子岳の山頂に到着した。山頂は360度の展望が得られる。人家・人里は全然見えない。四周、山に山が重なって、それが延々と続いている。紀伊半島の山深さを実感できた、伯母子岳の山頂であった。 遊歩道登山口(8:20)→登山道分岐(9:30)→伯母子岳(9:40/10:00)→登山道分岐(10:05)→遊歩道登山口(11:10) |
遊歩道入口(登山口) 伯母子岳に続く遊歩道 山頂へのアプローチ 伯母子岳の山頂 |
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【釈迦ヶ岳】 近 畿 2年4月21日 |
6時45分羽田発の飛行機で関西空港に飛び、空港からレンタカーで登山口を目指した。釈迦ヶ岳は、山上ヶ岳、弥山、八経ヶ岳と続く大峰山系主稜線の南端に位置する山だ。紀伊半島のには屹立した高い山は無いものの、1500m程度の山並みが延々と続いており、山深い地域である。和歌山を東西に流れる紀ノ川沿いに五条まで走り、ここから十津川沿いに南へ下る。旭橋から旭川沿いの林道を登山口まで走ったが、峠の登山口に着いた時には12時を回っていた。釈迦ヶ岳の登山口は、不動小屋登山口が一般的な様だが、林道を峠まで登ることが出来、ここから稜線づたいに歩いた方が、標高差が少ない。 峠の広場に車を停めて稜線伝いに歩き始めると、ひと登りで明るいブナの疎林帯に出る。笹に覆われた緩やかな尾根筋に、ブナが疎らに生えている明るい尾根筋は、歩いていてとても楽しい。木が少ない為に視界が開け、紀伊の山並みを楽しみながらの稜線漫歩だ。不動小屋からの登山道と合流し、小さなピークを幾つか越えると、千丈平の湿地帯に着いた。少し先には水場も有り、幕営地として快適な場所だ。まだ残雪が残っている窪地もあった。 千丈平からは最後の登りになる。クッションの効いた柔らかい土を踏んでひと登りすると、釈迦如来像の立つ「釈迦ヶ岳」山頂に到着した。山頂からは大峰山系の雄大な眺望が得られ、大峰の山深さを実感する事が出来た。 峠登山口()→不動小屋登山道合流()→千丈平()→釈迦ヶ岳()→不動小屋登山道合流()→峠登山口() |
峠の登山口 開放的な稜線 烏帽子の形をした釈迦ヶ岳 釈迦ヶ岳山頂 |
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